不動産の買取と仲介の違いとは?メリット・デメリットも解説

2022-10-25

不動産の買取と仲介の違いとは?メリット・デメリットも解説

この記事のハイライト
●不動産売却の方法には不動産会社による買取と仲介がある
●買取は仲介に比べ短期間で売却でき近隣にも売却が知られづらい
●仲介に比べて買取は売買価格が下がりやすいデメリットがある

不動産売却を検討するときには不動産会社に仲介での売却を依頼するのが一般的ですが、不動産会社へ買取を依頼する方法もあります。
しかし、どちらの方法にするか迷っている方やどちらが良いのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は不動産買取と仲介の違い、買取のメリット・デメリットについて解説します。
大阪市東住吉区、平野区、天王寺区、八尾市で不動産売却を検討している方は最後までご確認ください。

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不動産売却方法の買取と仲介の違いとは

不動産売却方法の買取と仲介の違いとは

一般的に不動産売却するときは不動産会社に買取を依頼する方法と、不動産会社に仲介を依頼し、買主を見つけて売却する方法があります。
前者を不動産買取、後者を仲介といいます。
買取は仲介と異なり、不動産会社が直接買主となります。
不動産会社が買取する場合、買い取った物件を再販、または運用します。
再販の方法としては、規模が大きい土地ならば分割して土地分譲や建物を立てて売却する新築分譲、1件分の敷地面積であれば買取して建売や土地売りで分譲することもあります。
また、中古の一戸建てやマンションをリフォームやリノベーションして再販することもあります。
運用する方法としては賃貸物件の建築や、今ある物件を賃貸として利用する方法です。
いずれにしても物件を用いて利益を生み出す目的で買取します。

買取と仲介の違い

不動産売却するときに不動産会社が間に入って買主を探し、契約から引き渡しまでのサポートをおこなうのが仲介です。
仲介の場合は、売買契約が成立して引き渡しが済めば売主が不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。
しかし、買取の場合は不動産会社が買主となるため、仲介手数料はかかりません。
また、買取は販売期間や売買契約から引き渡しまでの期間が短いのも仲介との違いです。
仲介の場合、査定、媒介契約、売却活動などが必要で、個人が買主で住宅ローンを利用する場合には審査の期間も必要です。
個人が買主ならば住宅ローンなどの手続きのために、売買契約から引き渡しまで一定期間が必要なので、ここでも時間がかかります。
不動産会社の買取であれば続きに要する時間を減らすことができます。

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仲介と比較したときの不動産買取のメリット

仲介と比較したときの不動産買取のメリット

仲介と比べて不動産買取には次のようなメリットがあります。

短期間で売却が可能

先述したとおり、不動産会社の買取の場合は査定から引き渡しまで短期間で済ませられます。
なぜなら、訪問して買取査定をおこない、査定金額に納得がいけば、すぐに売買契約や引き渡しを進められるからです。
仲介の場合は、査定や媒介契約もそうですが、物件案内や売買契約の段取りなど時間がかかる要素も多く、スムーズに進まないこともあります。
不動産会社による買取の場合は短期間で不動産を現金に変えられるため、相続税を納付するためなど期限が限られているときなどに助かるでしょう。

近隣にも売却を知られづらい

不動産会社による買取は販売活動の必要がないため、近隣に売却を知られづらいこともメリットです。
近隣に知られずに不動産を売却をしたい場合は、不動産会社の買取を利用すると良いでしょう。

買取可能な不動産の種類が豊富

売却する不動産が家が5棟10棟と建てられるとても広い土地の場合や、土留めの設置など造成工事が必要な場合、一般買主の購入は難しいでしょう。
不動産会社であればそのような土地でも取り扱えますし、区分所有のマンションやアパート、駐車場でも買取が可能です。
一般買主では興味を示しづらい売却の難しい不動産でも買取してくれることはメリットといえます。

契約不適合責任を免責にできる

不動産会社の買取を利用する際の大きなメリットは契約不適合責任が免責できることでしょう。
契約不適合責任とは、売却した不動産に不具合や欠陥があったときに保証する必要がある売主の責任です。
たとえば物件引渡し後に雨漏りが発覚した場合、契約前にその事実の説明がなかったら、買主は売主にその補修を請求できます。
補修ができない場合には売買価格からの値引き対応や、売買契約の解約、損害賠償請求まで契約不適合責任によって可能になります。
契約不適合責任は買主自身を守るための権利なのです。
しかしながら、買主が不動産会社となる買取の場合、契約不適合責任を免責にして契約することが一般的です。
不動産の取り扱いに慣れている不動産会社が買主なので、契約不適合責任を免責にしても問題がないと考えられるからです。
注意点としては必ずしも免責されるのではなく、あくまで「免責にして契約も可能」「免責にしやすい」という点です。
また、故意に重大な建物の欠陥や告知事項などを隠ぺいした場合は責任を問われるので、注意しましょう。

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仲介と比較したときの不動産買取のデメリット

仲介と比較したときの不動産買取のデメリット

不動産買取のメリットを解説しましたが、一方でデメリットもあります。

売却価格が低くなりやすい

不動産会社の買取はその後に売却や運用をするために、一般的な不動産売却の相場よりも価格が低くなるでしょう。
そのため、一般的な相場で売却される仲介に比べて割安になることがデメリットです。
しかし、そのデメリットは諸経費面を考慮することで緩和できる可能性があります。
不動産会社に買取を依頼した場合は仲介手数料がかかりませんし、測量や登記費用なども不動産会社側が負担することがあります。
もし、仲介と買取で悩んでいる場合には、売却価格だけで比べずに諸費用も含めて売却方法を検討するようにしましょう。

買取できないこともある

不動産会社であれば買取できる物件の範囲が広いと先述しましたが、再度販売することが難しいと判断される場合には買取できないこともあります。
もしくは、とても安い査定額になる可能性があります。
しかしながら、このデメリットは仲介で売却した場合でも同様で、不動産会社が買取できない不動産を一般の買主が購入するのは難しいでしょう。
もし、不動産会社が買取できない場合には、どうして買取ができないのか、どうしたら買い取れるのかを教えてもらい、対策を検討しましょう。
最初に買取相談があってから数年経過してから売買契約することも少なくありません。
このように不動産買取にはメリットとデメリットがあります。
売却スケジュールに余裕がある場合は仲介で販売活動をおこない期限までに買主が見つからなければ買取を依頼する方法もあります。
希望の条件で不動産売却できる方法を検討することが大切です。

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まとめ

不動産会社の仲介と比べて売却が完了するまでの期間が短いことが、不動産買取の特徴で、急いで不動産売却したい場合に有効です。
不動産会社が買主となるため、売却することを近隣にも知られづらく、契約不適合責任を免責にできることがある点が、メリットです。
一般的な売却相場に比べると売却価格が低くなりやすいデメリットがありますが、諸費用も含めて検討するとそこまで大きな差ではないでしょう。
大阪市東住吉区、平野区、天王寺区、八尾市で不動産売却を検討している方は、不動産買取に力を入れているSKYまでご相談ください。
物件による状況の違いをふまえたうえで最善の方法をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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