不動産売却前のリフォームは必要か?リフォーム以外で売れやすくする方法とは

不動産売却前のリフォームは必要か?リフォーム以外で売れやすくする方法とは

この記事のハイライト
●不動産売却前のリフォームはデメリットのほうが大きいので不要
●必要に応じて最低限リフォームするのは効果的
●インスペクションやお手入れで売れやすくなることもある

不動産売却を検討するときに建物のリフォームをするかしないかで悩むことは多いと思います。
本稿では不動産売却前にリフォームをするメリットとデメリット、必要最低限のリフォーム、それ以外に売れやすくする方法について解説します。
大阪市東住吉区、平野区、天王寺区、八尾市で不動産売却を検討している方はリフォームをおこなうかの参考にしてください。

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不動産売却前のリフォームは不要?

不動産売却前のリフォームは不要?

不動産売却時のリフォームは基本的に不要です。
不動産の売却を検討したときに、少しでも見栄えを良くしたり、設備を新しくすれば売りやすくなると考える方も多いでしょう。
中古の設備より新しい設備のほうが便利です。
しかしながら、全てのリフォームが効果的で、売却の成功に直結するとは限りません。
例えばキッチン交換でも、メーカー、仕様、食洗機の有無、ガス・IHの種類など考えることは多いでしょう。
売主側で選んだものが買主にとって好みではない、使いづらいものだったら、購入検討の障害になってしまいます。
それなら、リフォームするより売却価格を下げ、買主側で好きなようにリフォームできるほうが好まれるでしょう。
近年では中古住宅を改装して、新築のような設備仕様にするリノベーションの需要も高まっています。
そうした背景も考えると、不動産売却時のリフォームは不要といえるでしょう。

不動産売却時にリフォームするメリット・デメリット

リフォームに取り組むメリットとしては、設備・仕様・内装などがキレイに交換されるので、売却時の見栄えが良くなることがあげられます。
最新設備の性能は素晴らしいので、使い勝手も格段に向上するでしょう。
かかったリフォーム費用は売却価格に上乗せすることで回収できます。
しかし、全額回収できない点には注意が必要です。
買主の希望で、より早く引っ越したいと検討している方や、リフォームを面倒に感じている方にとっては購入検討しやすいこともメリットです。
デメリットとしては、取り組んだリフォーム工事が買主の好みとは限らず、購入検討の障害になる可能性があることです。
また、買主が不要と思ったリフォームに売主が取り組み、その分、価格が高くなっていれば、その価格が買主には割高に感じてしまうでしょう。
そうすると値引き相談されたり、売れなければ値段を下げるしかないので、リフォーム費用を回収できないことにもなりかねません。
なので、基本的には不動産売却時のリフォームは不要です。

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不動産売却前のリフォームが必要なケース

不動産売却前のリフォームが必要なケース

不動産売却時に「基本的には」リフォームが不要と先述しましたが、状況によってはリフォームが必要になることもあります。
どのようなケースではリフォームが必要となるのかご紹介します。

水回りの器具のみ交換する

水回りリフォームというと、洗面、キッチン、トイレ、お風呂の交換と大がかりな工事を想定しそうですが、必要に応じて細かいパーツを交換するだけでも見栄えが良くなります。
蛇口のパッキンが劣化して水が滴っているのならば、それを交換するだけでも十分です。
かえって、その状態を放置してしまうことで、家のメンテナンスに手が行き届いていないように見えてしまい、内覧時に悪印象を与えかねません。
水栓金具や止水栓、シャワーヘッドやホースなど、容易に交換できるものには手を入れても良いでしょう。

重要な設備が壊れている

給湯器のような生活において重要な役割を果たす器具が故障しているならば、その部分のリフォームが必要です。
給湯器の交換までしないまでも、部品交換などをして使えるようにしておきましょう。
また、玄関扉のガラスや窓ガラスなどが割れているならば見栄えの面でも実用性の面でも交換したほうが良いでしょう。
壊れていなくても、インターホンの交換などは簡単で印象も良くなるのでおすすめのリフォーム工事です。

見栄えが悪い部分をリフォームする

外壁が汚れていたり、庭が荒れ放題であったりすると、内覧に来た方の印象は悪いでしょう。
建物内部についてもお風呂や洗面などの水回り、破れた網戸や破れた和室の障子などをそのままにしておくことは印象が良くありません。
自分で直せる範囲のものは自分で直し、あまり費用がかからない交換工事が必要ならばリフォームしましょう。
状況によってはハウスクリーニングするだけでも十分印象が良くなるので、検討してみてはいかがでしょうか。
また、生活しながら不動産売却をするならば、内部が片付いているかどうかは重要なポイントです。
物が散らかっていたり、ゴミがたまっていると印象も良くないので、使用しない物と一緒に廃棄や処分を進めましょう。

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不動産売却前にリフォーム以外に売れやすくする方法

不動産売却前にリフォーム以外に売れやすくする方法

リフォームをおこなう以外にも不動産を売れやすくする方法はあります。

ホームインスペクションを申し込む

ホームインスペクションとは建物状況調査のことで、既存住宅状況調査技術者(インスペクター)講習を受講した建築士などの国家資格所有者に依頼します。
建物の欠陥や劣化状況などを専門家の目で判断し報告書を作成してくれるので、建物の現状把握にはこれ以上のものはないでしょう。
買主からすると、購入検討している建物の欠陥の有無が明白になり、整備・メンテナンスのタイミングなどを把握できるので、安心して不動産を購入することができます。
インスペクションにかかる費用は5万円から10万円なので、リフォームするより費用は少なく抑えられ、不動産売買契約後のトラブルも減るので、メリットが大きい方法です。

最低限のお手入れをする

自分自身で可能な範囲で構わないので、最低限の修繕や庭の手入れをするのも不動産売却しやすくする方法の1つです。
買主が内覧に来たときに、自分でできるような簡単なメンテナンスが行き届いていなければ、建物そのもののメンテナンスもしていないと思われてしまい悪印象を与えます。
外壁の塗替えや防水工事をしっかりやっていたとしても、一事が万事とみなされてしまいます。
例えば庭の草むしりや庭木の剪定(せんてい)、障子や網戸の張替えや建具扉の調整、建物内の片付けなど、可能な範囲で良いので、自分でできることをやっておきましょう。
最低限のお手入れだけでも買主の印象は良くなるものです。

古家があるなら解体し更地で売却または買取してもらう

中古住宅での販売を検討しているとしても、築年数が古すぎる建物ならば解体して更地で売却するのも1つの方法です。
もしくは、不動産会社に買取してもらうのも良いでしょう。
建築年数の目安としては、国が定めた法定耐用年数の期間を過ぎた頃です。
木造なら22年、コンクリート造なら47年、鉄骨造なら34年といった基準があり、その年数を過ぎると建物の価値がこれ以上は下がらないとした目安です。
もちろん、法定耐用年数を過ぎても十分に建物は使えますが、目安として覚えておくと良いでしょう。

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まとめ

不動産売却時におけるリフォームは、建物の見栄えが良くなりますが、その分高額で売却できるかは不明なため、基本的にリフォームは不要です。
しかしながら、水回りや重要な設備が故障しているならばリフォームする必要があり、見栄えが悪ければハウスクリーニングを検討するのも良いでしょう。
リフォーム以外にはホームインスペクションや、更地にする、不動産会社に買取を依頼するといった方法もあります。
大阪市東住吉区、平野区、天王寺区、八尾市にて不動産売却を検討している方はSKYまでご相談ください。
リフォームが必要か不要かについてもお問い合わせください。

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